リウマチ・痛風

リウマチ・痛風

関節リウマチ

30~50歳代に多く、男女比は1:5と女性に多い病気です。

複数の関節の痛みと腫れを主症状とする進行性の炎症性関節疾患です。自己免疫疾患のひとつで、何らかの原因で免疫系に異常をきたし、自分の関節を破壊してしまいます。特徴的な症状は「朝のこわばり」と言って朝起きてすぐの手指が腫れぼったく握りにくい状態で、時間が経つと軽くなります。当初は手指の関節や足指の関節痛ですが、その後、肩、肘、手首、膝などの大きな関節に次第に炎症が拡がっていきます。レントゲンで手指関節の骨びらんなどの変化を出来るだけ早く発見し、血液検査でリウマチ反応を調べます。最近は新しい薬剤の開発により、関節破壊が進行する前に治療を開始すれば、関節機能を温存することが出来るだけでなく、痛みの無い安定した状態を維持することが出来ます。

痛風

痛風性関節炎は尿酸結晶が関節内に沈着して炎症を起こす病気で高尿酸血症が原因です。尿酸は細胞の遺伝子である核酸を作る際に出来るプリン体を分解するときに形成されるもので、この尿酸の代謝障害が痛風の本態です。30~50歳に多く、男女比は、99:1と圧倒的に男性に多く、更年期以前の女性にはほぼ発症しません。

足の親指の付け根に、主に夜間に激痛で発症し、まさに字のごとく風が吹いても痛い状態となります。この急性発作は24時間から一週間で自然に治っていきますが、経過が長くなるに従い、次第に足首や膝といった大関節にも発作が起こるようになり、10年を過ぎると耳やアキレス腱などに、痛風結節というしこりが出来ることがあります。

発作時に足の親指の関節が熱をもって赤く腫れていれば診断は容易です。血液検査で腎機能、尿酸値、中性脂肪やコレステロールの値を測定します。急性期には消炎鎮痛剤を内服し、炎症が落ち着いてから尿酸を下げる治療を開始します。こまったことに痛みがおさまると、治ったと勘違いして薬の内服も勝手に中止して病院に来なくなってしまう人が多くいます。

しかし、発作を起こさないまでも尿酸値が高い状態が続くと腎障害や心筋障害を起こすことがありますから、食事療法や継続的な薬物治療、そして定期的な血液検査が必要です。

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